ABOUT US
what’s COLOR Inc. ?
research / concept / design
クリエイティブの役割は、人々に新しいモノの見方や感じ方を提示し、感性の持つ可能性を広げてゆくことです。
私たちが目指しているのは、そのようなクリエイティブ本来の役割を、人々のごく身近な生活シーンの中で着実に機能させることです。
そのために私たちは、 research/concept/design というマーケティングにおける3つの技術を、一貫した考え方のもとに追求・実践しています。
research は、私たちの仕事の中でも特別な意味を持ちます。
マーケティングのすべての要素は、人々への深い理解と共感に基づくべきであり、そのために私たちは、常にリアルな生活の現場を見つめ、人々の心の中にある志向や興味を調査・研究しています。
concept の成否の鍵を握るのは、一人のクリエイターのアイデアではなく、プロジェクトとしての仕事のクオリティです。
そのため私たちは、クライアントとの共同作業としての側面を重視し、共に発見し、学ぶことができるような仕事のあり方を模索します。
design において私たちが目指しているのは、少数の人に共感されるクリエイションが多くの人に影響を与え、多くの人に受け入れられたクリエイションがいつまでも魅力的であり続けるような、個人の好き嫌いを超えたところにあるクリエイティビティです。クリエイターにとっては夢のような話ですが、夢を追い続けることがクリエイションには必要です。
research / concept / design は個々に独立した技術ではなく、本来、互いに補完し合い、機能し合うシステムを形成しています。そしてそのシステムこそが、私たち COLOR Inc. なのです。
reserch
全ての答えは、人々の心の中にある。
プロジェクトが行き詰まったとき、私たちが戻ってゆくのは、いつも、リアルな生活の現場です。私たちが直面する課題に対して、モニタ―たちが直接答えを語ってくれるわけではありません。しかし、絡まった糸を解きほぐすような、コンセプトやデザインの核となる重要な気づきを私たちにもたらしてくれることは確かです。
私たちの research の最大の特徴は、人の『感性』という言語化・数値化しづらい領域を対象とすることです。
そこには、ファッショントレンド、マーケット動向、女の子たちのライフスタイルから化粧ポーチの中身に至るまで、ありとあらゆる要素が含まれます。
フィールドは『現場』であり、対象が『感性』であるため、調査手法や分析結果のアウトプットも、通常の調査とは大きく異なります。クライアント側の担当者自身にも、現場に出て実体験したり、洞察・発見するといった、ポジティブな姿勢が要求されます。
『感性』という視点で人々を見ていくとき、大切になるのは“ポジショニング”と“セグメンテーション”です。
それぞれに対して、使用するツールや軸の設定の仕方も重要ですが、もっとも注意しなければならない点は、様々なステップにおいて、言葉やイメージと、それらが対象としているものをぴったりと一致させるということです。特に『感性』という性格上、言葉だけでなく、あるデザインやスタイルがどんなテイストとして受け入れられているのかといった、それ自体感性を要求される判断がポイントとなることも少なくありません。あるいはまた、『フォロワー層』を対象とする調査に『ボリューム層』を呼んでしまうと、まったく違った結論が導き出されてしまいます。
私たちのポリシーは、モニタ―数を極力絞り込むことと、その反面、本人の生活現場や生の声といった未加工の情報を重視することです。効率重視の調査設計や、タテマエ・よそ行きの情報は、分析しやすく、数もこなせますが、リアリティがなくては何の意味もありません。
concept
新しい思考が、新しいライフスタイルを生み出す。
多くの人々は、普段の生活のあり方を“ライフスタイル”と捉えようとしています。今まで必要上やむを得ず使っていたモノのデザインを意識するようになり、習慣的に行っていたコトの中に喜びを見出そうとしています。
かつての“日常生活”と、これからの“ライフスタイル”。
ある意味では、やっていること自体に大きな違いはありません。しかしその人自身にとっては、今までとはまったく異なった、新しい生活が始まっているのです。
このような価値転換が大きな流れをつくり出す上で、企業はその中心的役割を担っています。
マーケティングにおける『コンセプト』とは、事業活動として、どのように新しいライフスタイルを形づくってゆくのかという道筋をプランニングすることであり、その中心に商品・サービスやブランドを位置づけることに他なりません。
そのため、コンセプトの発端には、必ずと言っていいほどちょっとした発見や気づき等、思考の転換点が存在します。そしてそれを突破口として、今まで点在していた、商品を含むいくつかの要素が結びつきながら、新しい生活のヴィジョンが描き出されるのです。
現在、私たちが主に仕事をしているフィールドは、扱う商品やターゲットの特性として、『感性』による切り口が以前から重視されてきた業界です。しかし、人々の意識の変化とともに、これまで『感性』を語らなくても済んでいた業界からの、コンセプトメイクやデザインディレクションの依頼も増えてきています。
design
本質は、見た目に表れる。
ブランドの本質は、フィロソフィや世界観として語られる言葉よりも深いところでマーケティング全体に影響を及ぼし、最終的に形となって現れるものです。だからこそ、デザイン戦略は実はデザインの話ではなく、ブランドの根幹に関わるテーマなのです。
私たちの仕事の約半分は、商品のデザインのみを担当する仕事です。しかし仕事を進める過程では、私たちはクライアントとのディスカッションに注力し、コンセプトシートやデザイン依頼書では語られない、本音の部分でのブランドへの思いや顧客への思い等、人間的な側面を深堀します。私たち自身を含め、ブランドに関わる多くの人の意識が、ブランドをより深い部分で理解し、そこにリアリティを感じれば感じるほど、それはブランドのリアリティとして、商品の外観にごく自然な形で現れてくるのです。
color of COLOR Inc.
What’s “COLOR”?
私たちの会社は、“色の会社”という社名を持っています。
デザイン要素としての“色”はもちろんのこと、その他にも、“色”には様々な意味が含まれています。
“色々な”という場合、そのときの対象が何であれ、私たちはバラエティに富んだ様子を想像します。
“十人十色”のように、それを個性に当てはめて表現したり、“色気”のように特定の魅力を表したり、
“色”に関する表現は無数に存在します。
明るい色、鮮やかな色、澄んだ色はすばらしいでしょうが、暗い色、濁った色、くすんだ色にも、他には変えがたい独特の魅力があり、それらに優劣があるわけではありません。また、それらの色は組み合わせによって、単色にはなかった新たな魅力を放つようになります。
毎年のトレンドカラーにも、色相・明度・彩度毎にいくつかのパターンがセレクトされ、さらに古くなった色も何年か経てば新しい色として再登場します。つまり、色は常に他との関係によって期限付きで価値が決まり、その価値は時代とともに変化するということです。
すべてに共通するのは、“色”の持つ多様性と無限の広がりであり、実態を持たないがゆえの魅力です。そして“色”は、私たちが仕事上いつもテーマとして掲げている『感性』とほぼ同義と捉えることができます。私たちは、私たちの理想やこだわりといった様々な思いを“色”という言葉に託すとともに、この世に無数に存在し、さらに増え続けるそんな多くの“色”に対する豊かな感受性を持ちたいと願っています。
会社名 | :株式会社カラーインク |
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所在地 | :2011.05.09 移転しました 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-1-6 小浦第一ビル6F tel 03-6661-2616 fax 03-6661-2617 |
代表者 | :代表取締役 鳥羽 泰弘 |
設立 | :2004年10月 |
資本金 | :10,000,000円 |
従業員 | :6名 |
取引銀行 | :三菱東京UFJ銀行 恵比寿支店 |